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スペインの企業文化について

2017-11-05

東京都中小企業診断士協会
三多摩支部国際部
手塚 宏

過去、スペインのお客様への提案活動を行っていました。その際、何度かスペイン出張にいき、非常に好きな国になりました。料理もおいしいし、ラテンのいい加減さが心地よさを感じさせます。実際お客様の事務所で仕事をしたことがありますが、そこで感じた文化の違いや習慣の違いに関して、雑感を述べさせていただきます。
(写真は夜のサクラダファミリア)

私がオンサイトで働いたお客様の就業時間は、朝は9時開始で昼の2時まで、午後は夕方4時から8時までです。わりとスペインでは一般的です。すごく働いているイメージですが、朝は会社で朝食を食べたり、お昼を食べた後もまだゆっくりしたり、のんびりした感じで仕事をしています。お昼も2時間たっぷりあり、きちんと食事を楽しむことになります。シエスタ(昼寝)といいながら寝ている人はあまりおらず、ゆっくり会話を楽しみながら食事をするイメージです。日本のように蕎麦やサンドイッチで簡単に済ませるというわけにはいかないですね。

我々は、夕方6時くらいになると夕飯をという感じですが、スペインでは、6時や7時だとまだ空いていないお店もちらほらあります。夜9時や10時から夕飯を食べ、その後夜遊びをするというのが一般的だそうです。なので、就寝時間は世界の中で最も遅い国だそうです。

後、日本と違うなと感じたのは、時間に対する感覚です。お客様へのプレゼンのアポイントを取り、現地の営業と提案書の作成をしていました。待ち合わせ時間の30分前になっても、会議が終わる感じではなく、非常に時間が気になりドキドキしていました。最終的に内部の打ち合わせは約束の10分前に終わり、そこから移動です。客先に到着した時には約束の時間を過ぎていました。その後、普通に会議が始まり、特に問題無く終わったので安心したのを記憶しています。後で、スペインで働いている同僚に状況説明したら、スペインだと約束した時間に行くと、「なんでこんなに早く来たの」といわれるそうです。時間に対する感覚が全然違うんだなと思いました。

またいつかスペインに行きたいと思うこのごろです。

補記1: スペインにはおいしいものがいっぱいあります。パエリア(正確な発音だとパエージャ)や生ハム等有名なものももちろんおいしいですが、おすすめはコシード(ひよこ豆のスープ)とChuleton(チュレトン)というバスク料理です。Chuletonは熱々の陶器に生肉をのせて焼いて食べるステーキです。岩塩だけの味付けですが、絶品です。マドリードでおいしいお店があります。後大好きなのは日本でも有名になりましたがアヒージョです。アヒージョの熱々のオリーブオイルにトーストをつけて食べると絶品です。(こちらは食べるならバルセロナですね。)

補記2: スペイン語では発音がローマ字読みと違うものがあります。スペインの有名なアパレルブランドにZARAがあります。日本ではみんな「ザラ」と発音していますが、正確にはZは濁らず、「サラ」が正確な発音になります。Coca Cola ZEROも「コカコーラセロ」です。

 

 

 

 

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