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広報部特集「第198回多摩研」

2019-06-16

2019年6月8日(土曜日)、むさし府中商工会議所にて、第198回多摩研が開催されました。今回の多摩研では、株式会社日本M&Aセンター コンサルタント戦略営業部 副部長 上夷 聡史様をお招きし、「M&Aの現状と中小企業診断士に期待される役割」について講演していただきました。

第198回多摩研 上夷 聡史氏講演

講演では、事例を交えてM&Aの現状をお話しいただきました。
現在M&Aは増加傾向にあり、中でも中小企業の事例が多数を占め、今後も増え続けると予想されています。「事業承継」「業界再編」「成長戦略」と、中小企業の課題を解決する重要な手段の一つとして用いられているためです。経営者の高齢化や急速な業界再編が進展する中、人材不足等の“人の問題”を克服し、事業の継続的な成長を図るため、M&Aがあたり前の時代が到来しています。

第198回多摩研 上夷 聡史氏講演

また、今後のM&Aの説明の中で、中小企業診断士のかかわり方について強調されていました。M&Aにより企業の価値を向上させるためには、「目的を定めるM&A戦略」と「目的を達成するPMI(Post Merger Integration)」が重要とされています。特に、M&A成立後の統合プロセスであるPMIは、成果を左右するポイントにもかかわらず、日本でやっている人が少ない分野と言われています。数ある士業のなかでビジネスの視点を持ち、社長の最も近くでコンサルティングを行う中小企業診断士がPMIのコンサルティングを行うのに適している、とお話しされていました。

第198回多摩研 講演聴講模様

最後に、人でいう結婚式にあたる、M&A成約式の動画が上映されました。印象に残ったのは、譲り渡す側と譲り受ける側、それぞれの経営者の思いのこもった感動的なスピーチです。中小企業診断士が活躍できるフィールドとして、M&Aをとらえる受講者も多かったのではないでしょうか。

第198回多摩研 講演聴講模様

講演後は、多摩研恒例の懇親会が行われました。その中で講師の上夷様にM&Aと中小企業診断士についてお話を伺う機会がありました。仕事上で中小企業診断士とお付き合いはまだないとのことですが、「一番社長の近くにいて守備範囲の広い中小企業診断士に、可能性しか感じていない。」と力強くおっしゃっていました。講演を通して、M&Aを活用した企業支援のノウハウを学ぶことができ、また中小企業診断士の新たな役割が示唆されるなど、大変貴重な内容でした。

第198回多摩研 懇親会

次回の第199回多摩研は、2019年10月5日に開催されます。中小企業診断士としての新たな知見を得る場、また会員同士の交流の場として、ぜひご参加ください。

広報部 春山 英太郎

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