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2014年度支援事例:ものづくり補助金申請書支援

2015-01-16
名称 ものづくり補助金申請書支援
団体名 一般社団法人 多摩西部コンサルタント協会
照会先 同上 田村雅司(tamura@worklearning.jp)

当協会は、2013年度補正予算「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業」『以下、ものづくり補助金と称す』の一次と二次公募における申請書作成支援を行い、大きな成果を上げることができました。

1.当協会は、機械器具販売商社G社とコンサルタント業務契約(補助金・助成金情報提供、相談・指導、セミナー講師)を結び、連携してものづくり補助金申請書の作成支援を行いました。G社は、取引先の中小企業がものづくり補助金に採択された場合、補助金を使用して取引先に工作機械や測定機器などを販売して売上を伸ばすことができます。G社は、ものづくり補助金に申請予定の取引先をリストアップして、当協会の申請書作成のノウハウなどを活用して、採択される取引先を増やすという狙いがあります。

一方、当協会は、支援先中小企業を増やして、今後の各種コンサルタント業務の拡大を図る狙いがあります。

両者の狙いが一致し、情報を共有したところで、ものづくり補助金の採択企業を増やすために、次のようなことを行いました。

(1)     G社がリストアップした取引先に対して、当協会の社員が講師となってセミナーを3回実施(一次公募前に2回実施し、二次公募前に1回実施)。その内容を以下に記します。

・補助金とは何か

・補助金申請のルール

・補助金の申請手順(申請~補助金の交付までの流れ)

・申請書の書き方の詳細

・申請書審査の基準

毎回、20社程の取引先が参加

(2)     セミナー終了後の参加取引先に対する無料相談の実施

(3)     申請書作成支援に対する報酬額の一律的決定。契約は、支援程度の2段階に分けて取引先と当協会との間で実施。

結果は、申請書を提出した支援企業15社全てが採択されました。

当協会は、G社から高い信頼を得ることができ、来年度の設備投資を伴うものづくり関係の申請を目指し、契約を更に1年間延長することができました。

2.ものづくり補助金の支援を行っていることを当協会のホームページで知り、2社の中小企業より申請書作成の申し込み依頼がありました。2社と契約を結び、支援を行い2社共、採択されました。

今回の支援を御縁に、採択された企業様とはものづくり補助金関係以外にもコンサルタント業務を拡大して、企業様のご発展に寄与したいと考えています。