2014年度支援事例:西東京市一店逸品事業の選考サポートについて
名称 | 西東京市一店逸品事業の選考サポートについて |
団体名 | 特定非営利活動法人tnc中小企業支援センター |
照会先 | 同上 山岸 一 (seeds@sight.ne.jp) |
1.背景と趣旨
西東京市では行政と商工会が協力して一店逸品事業を展開しており、今年で3年目となります。初年度となる2012年度は飲食店44品を認定し、2013年度はサービス・ものづくり・物品販売26を認定しました。本年度は再び飲食店について認定することとなり、当NPO法人では、その選考と認定についてサポートすることとなりました。
2.実施状況
(1)応募状況
一店逸品の応募条件として、「その店ならではの商品を提供すること」、「通年で提供できること」など、いくつかの条件があります。これらの条件を満たした48品について、選考委員が実際に訪問、試食して審査しました。
(2)調査票の作成
48店の食品は様々な構成になっており、パン、ケーキ、和菓子など、持ち帰り品を提供する23店舗については、当NPO法人メンバー3名が店舗を訪問し、実際に試食して、味のほか、店主の意気込み、店づくり、サービスなどをチェックして調査票を作成しました。ラーメン、そばうどん、ご飯ものを提供する25店舗については当NPOメンバー2名が選考委員の一員となって店舗訪問し、持ち帰り品と同様に調査票の作成を支援しました。
3.審査
調査票に基づき、年度末の認定に向けて選考委員会が開催されています。西東京市一店逸品事業は3年目を迎えます。これまで実施してきたスタンプラリー、パンフレット配布、J:COM放送などにより、市内での知名度はアップしています。
店舗側も自身の腕自慢をするとともに、集客にも役立っているという声が聞かれます。このように、西東京市一店逸品事業はやる気があり、将来の市内の飲食業を背負っていく事業者を広く周知して育てる役割を担うという重要な事業であり、そのような事業に当NPO法人も参画していることの意義は大きいと感じられます。