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2015年度支援事例:中小企業会計啓発・普及セミナーの開催

2015-12-25
名称
中小企業会計啓発・普及セミナーの開催
団体名
一般社団法人 多摩西部コンサルタント協会
照会先
一般社団法人 多摩西部コンサルタント協会
鈴木 富美夫 (tomio1124@mua.biglobe.ne.jp)

 2015年11月6日(金)午後1時から5時半まで、立川駅に程近い「たましん事業センター(通称WINセンター)」にて、「平成27年度中小企業会計啓発・普及セミナー」を実施しました。これは、独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)の支援のもと、中小機構と当協会が主催し、多摩信用金庫に共催いただいて毎年行っているセミナーです。主として多摩地域の中小企業、小規模事業の経営者や財務経理を担当する役員を対象としたもので、「中小企業の会計に関する基本要領(中小会計要領)」にもとづき、企業の持続的発展を目指して、決算をどう行うか、会計をいかに事業に活用するかをわかりやすく説明するものです。

 今年度は、予想を超える合計28名の申込みをいただきました。当日午後1時からの基本編では、財務経理に詳しい企業内診断士が講師となり、「ゼロから学ぶやさしい会計」をテーマに、中小会計要領の活用の仕方、財務会計の構造説明、キャッシュフロー体質の創り方をわかりやすく説明しました。

 講師からは、参加者への質問場面もあり、会計というやや難しいテーマにも関わらず、和やかな雰囲気でのセミナーになりました。

 また、休憩をはさんで午後3時半から開始した応用編は、経験豊富な税理士が講師となり、「小さな会社のための売上・利益・資金計画のつくり方」をテーマに、実践的な事業計画作りから最近の税制改正の説明まで幅広く講演しました。特に後半は、プロジェクターを活用した入力の実演や、知識経験の深い税理士ならでの多数の実例紹介があり、皆さん大変熱心に受講しておられました。

 一方セミナー開催中の別室では、当協会の会員が、希望者による無料個別相談にも応じており、個別企業の具体的な経営課題の解決にも一役かっています。

 今回のセミナーは一例にすぎませんが、当協会および当協会の会員は各種のセミナーを積極的に実施するなど支援活動を活発に行い、中小企業の健全な発展を目指して貢献してまいります。

   (執筆:飛田 光雄)

 

<セミナー会場風景>