2015年度支援事例:第15回あおしんビジネス支援マッチング大会への出展
名称 |
第15回あおしんビジネス支援マッチング大会への出展 |
団体名 |
一般社団法人 多摩西部コンサルタント協会 |
照会先 |
一般社団法人 多摩西部コンサルタント協会 鈴木 富美夫 (tomio1124@mua.biglobe.ne.jp) |
1.開催概要
2015年10月16日(金)に、フォレスト・イン昭和館(昭島市)で、「第15回あおしんビジネス支援マッチング大会」(主催:青梅信用金庫)が開催され、当協会も連携・協力機関として出展しました。
今回で15回目となる本大会では、「『地域との共生・地域活性化』企業の変革と販路開拓への挑戦」をテーマとし、製造業、サービス業、小売・卸売業、建設・不動産業および連携・協力機関など94社が100のブースを構えました。また、会場内で、信金中央金庫 地域・中小企業研究所の藤津勝一氏の講演会が行われました。
当日は生憎の雨模様ではありましたが、参加者数720名、参加企業309社、商談件数180件と、盛況といえる結果でした。
2. 当協会への相談
当協会のブースでは、情報表示装置、金属精密加工、精密板金の製造業および会計事務所など4社の無料経営相談を行いました。
中でも、製造業の研究開発担当者から受けた、現在進めている新製品の販路開拓についての相談では、大手企業ではできないニッチな製品の開発ノウハウに自信を持っており、今後は販路をどのように開拓するかが課題となっていました。すでにいくつかの自治体や大学などと取引があるようでしたが、さらに広げる方法として、製品特性を考慮し、海外、特に東南アジアなどへの展開を提案しました。短い時間であったため、より突っ込んだ話まではできませんでしたが、後日、海外展開に関する情報提供をすることで相談を終えました。今後、当協会による具体的な支援に発展することが期待されます。
3. 今後の活動
巷間で広く言われていることではありますが、今回の相談を通して、中小製造業は優れた技術を持ちながら、販路開拓の面で課題を抱えていることを改めて感じました。
当協会としては、今後も、このようなイベントへの出展や事後のアプローチを通して、販路開拓をはじめ、地域企業の抱える様々な課題解決のための支援を行っていきたいと考えています。
(執筆:中川 靖司)