2016年度支援事例:職場リーダー養成塾
2016-12-17
名称 | 職場リーダー養成塾 |
団体名 | 株式会社さがみはら産業創造センター、特定非営利活動法人たま産業支援センター |
照会先 | 特定非営利活動法人たま産業支援センター 山上 隆弘(takahiro-yamagami@nifty.com) |
1.事業の概要
本事業は、神奈川県相模原市にある株式会社さがみはら産業創造センターが主催している地域中小企業の職場リーダー養成を目的とした研修です。2007年に第1期が開講された後は毎年実施しており、第10期となる2016年には定員を3名上回る19名の塾生が参加し、研鑽を積みました。本事業に対しては、第1期開講からNPO法人たま産業支援センターがコーディネータ兼講師を派遣しています。
相模原市外からの受講も多く、第1期から既に70社程の企業が参加しています。近年では製造現場だけでなく営業・サービスなど多様な塾生が参加していること、リピート企業が多いことが特長です。
2. 対象者と狙い
中小企業の30歳代前後の主任・係長・課長クラスを対象者としています。
職場リーダーに求められる役割とは、「部下やメンバーの力を最大限に引き出し、周囲を巻き込み、自らも成果を出すこと」と捉え、巻き込み力を高めるための「コミュニケーション力」と、PDCAサイクルを適切に実践できる「課題解決力」の向上を図ることを大きな柱としています。
3.カリキュラム
カリキュラムは、コーチング技法やリーダーとしての心構えなどのコミュニケーション面の演習や、塾生が抱える業務上の身近な問題をグループワークで塾生相互に議論・見える化しながら実践を通して課題解決手法を身につける内容です。
19名の塾生が参加した2016年度は、6月~12月の約6ヶ月間で全9回の研修を実施しました。最終回となる第9回目は塾生自身が課題に取り組んだプロセス及び成果のプレゼンテーションを行う場として、発表会を開催しました。