2017年度支援事例:三鷹市における地域商店会と学童保育所の連携
2017-12-19
名称 | 三鷹市における地域商店会と学童保育所の連携 |
団体名 | 多摩経営工房 |
照会先 | 古山文義(Mail:fumiyoshi.furuyama@gmail.com ) |
1.地域商店会の状況
三鷹市泰成商店会は、下連雀7丁目と9丁目の境にあり、道を挟み東西150mに広がる商店会です。全盛期は20数店舗の加盟がありましたが現在では10店舗に減少しており、飲食店が多いことが特徴です。経営者の高齢化が進み、新規顧客の獲得に手が回らない状況となっていました。
2017年は、商店会内に学童保育所が設置されたこともあり、どのような連携ができるかを模索している状況でした。
2. 商店街支援事業での出会い
東京協会主催の商店街支援事業で支援を始め、足掛け3年になります。当初は診断士への信頼は低かったのですが、今では商店会会長から直接連絡を頂けるまでの関係を構築できています。
商店会の悩みの第一は人手不足です。特に商店会イベントがある場合、自店舗の営業と並行してイベントでの販売活動を行わなければならず、結果的にイベントに否定的な考え方を持たざるを得ない状況となっていました。
このため、商店会総会にて今後の方向性などを会長の口から発言してもらうなど、まずは商店会会員の意識向上に注力しました。
3.三多摩支部員の協力
三多摩支部員に協力していただき、イベント時の販売支援や会場設営の助言と設営補助、およびイベント全体の反省を踏まえた助言を行い、会長から感謝の言葉をいただきました。
10月30日に行ったハロウィンウォークラリーでは、学童保育所を出発した児童が、商店会の店舗内にいる店主からカードをもらうという形式で実施し、児童や児童の保護者から感謝の言葉をいただきました。(警備協力にて参加)。
7月から継続して商店会のホームページも作成し、12月に公開しました。
これからも地域に根ざした商店会を目指して、診断士として積極的に支援をしていく所存です。