多摩の塾2022「SDGs、カーボンニュートラル時代の中小企業支援」
能力開発推進部 部長 中畑 慎博
今年度の多摩の塾は、カーボンニュートラル時代に必要となる事業者の取り組みについて、中小企業診断士による支援の視点から、グループ演習を取り入れた講義を企画しました。
講師には、環境マネジメント研究会の協力をいただき、最新の話題も取り入れたコースです。
皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。
【タイトル】
「SDGs、カーボンニュートラル時代の中小企業支援」
【概要】
持続可能な世界を実現していくために、世界中のさまざまな主体がSDGsに対する取り組みを進めており、企業における取り組みを目にする機会も増えてきました。また、なかでも気候変動については「カーボンニュートラル」に向けた取り組みが求められるようになっています。
これらの活動は行政や大企業を中心とした活動から、政策やサプライチェーンを通じて、徐々に中小企業の経営にも影響を及ぼし始めており、中小企業でもその対応が求められているところです。
そこで、今年度の「多摩の塾」では、SDGsやカーボンニュートラルについて中小企業から相談を受けた際に、中小企業診断士として知っておくべき事項や支援方法等についてご説明します。
【講師】
環境マネジメント研究会 講師チーム
【日時】
・7月23日(土):SDGsの基礎
支援先企業から「SDGsって何?」「SDGsってうちの会社も関係あるの?」と聞かれたらどのように答えますか?
第1回では、SDGsの全体像を把握するとともに、中小企業がSDGsを経営に活かす意義などについて、ゲームなどを交えた講義を行います。
・8月20日(土):SDGsの取り組み支援
支援先企業から「SDGsに取り組みたいけどう進めたらいいの?」と聞かれたらどのように答えますか?
第2回では、SDGsの取り組みをすすめようとする中小企業を支援する際の考え方や方法などについて、ご説明します。
・9月24日(土):カーボンニュートラルの基礎
支援先企業から「カーボンニュートラルって何?」「自社の温室効果ガス(GHG)排出量ってどれくらいなんだろう?」と聞かれたらどのように答えますか?
第3回では、カーボンニュートラルを取り巻く基本的な事項や、カーボンニュートラルに向けた取り組みの第一歩となるGHG排出量の算定手順などについて、ご説明します。
・10月29日(土):カーボンニュートラルに向けた取り組み
支援先企業から「顧客からGHG排出量の3%削減を求められたがどうしたらよいの?」「カーボンニュートラルに取り組みたいけどう進めたらいいの?」と聞かれたらどのように答えますか? 第4回では、算定した現状のGHG排出量をもとに、各種の削減対策や中長期計画の策定などの支援方法などについて、ご説明します。
・11月26日(土):SDGs、カーボンニュートラル時代の中小企業経営
支援先企業から「継続してSDGsやカーボンニュートラルに取り組むにはどうしたらよいの?」と聞かれたらどのように答えますか?
第5回では、2030年や2050年といった長期的、継続的な対応が求められるSDGsやカーボンニュートラルに関して、第1~4回の内容に基づき取り組みを開始した中小企業が継続して取り組むための仕組みづくりや、関連する公的な支援事業、経営改善事例などについて、ご説明します。
*いずれも10:00~17:00(休憩を含む)
【会場】
むさし府中商工会議所 大会議室(ただし11月26日は調整中)
*新型コロナ感染症の拡大状況によっては、オンラインまたはハイブリッドに切り替える場合があります。
【参加費】
税込25,000円(一部日程のみ参加の場合、1日6,000円)
*支払方法については、別途ご連絡いたします。
【定員】
20名
【申込方法】
中小企業診断協会ホームページの「会員マイページ」からお申し込みください。http://www.j-smeca.jp/
⇒A:全日程参加
⇒B:7月23日(SDGsの基礎)に参加
⇒C:8月20日(SDGsの取り組み支援)に参加
⇒D:9月24日(カーボンニュートラルの基礎)に参加
⇒E:10月29日(カーボンニュートラルに向けた取り組み)に参加
⇒F:11月26日(SDGs、カーボンニュートラル時代の中小企業経営)に参加
*会員マイページから登録できない方やお問い合わせは、中畑までメールでご連絡ください。
chika843@gmail.com